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超広帯域空間光位相変調器

京都光技術研究会で開発したUV-NIR SLMは紫外(300nm)から近赤外(1100nm)に渡る超広帯域で光位相制御が可能な空間位相光変調器です。主に極短パルス光のチャープ補償やパルス整形に有用です。

超広帯域空間光位相変調器
特徴
  • 独自技術により紫外から近赤外まで超広帯域の光に高い透過率を持っています。

  • 一台で300nmから1100nmをカバーします

  • 既存SLMより優れたレーザー耐性を持ち、よりハイパワーのレーザーを用いたアプリケーションに用いることが可能です。

  • 透過型のため光学デザインが簡便であり、既設光学系への組み込み設置なども容易です。

  • 専用ソフトウェアによりPC等の外部制御が可能です。
主な仕様
ピクセル数 640pix
ライン&スペース Line: 5μm Space: 97μm
有効エリア 69.5mm x 10.6mm
分解能 256(8bit)
動作波長 300~1100nm(※)
透過率 300nm 50%以上
350nm 70%
400nm 80%
800nm 80%
1100nm 80%

(※)上記のほか、赤外域Versionも対応可能

アプリケーション例
  • フェムト秒レーザー応用
  • 生体分子制御
  • パルス整形
  • 位相制御
  • チャープ補償
  • 精密加工
  • 量子制御
  • 光化学反応
  • 超短光パルス発生
  • 光コム
  • 超広帯域(紫外~近赤外)
  • 紫外応用
  • 非線形光学顕微鏡
事例

極短パルス光の4f光学系におけるフィードバックチャープ補償

SLM事例
透過型液晶空間光位相変調器(LC-SLM)とは透過型液晶空間光位相変調器(LC-SLM)とは

透過型の液晶(Liquid Crystal)空間光位相変調器(SLM:Spatial Light Modulator)は、透明電極を搭載した2枚の透明ガラス基板の間に配置された液晶を電圧制御することにより、透過する光の波面(位相の空間分布)を制御することができる新しい光学デバイスです。

レンズやプリズムなどの既存の固体光学デバイスは、固体ゆえ一度設計し製作した光学機能は基本的に不変です。ところが、SLMは液晶を電圧で自由に制御できるため、固体光学デバイスの持つ多様な機能を一つのデバイスで自由自在に実現することが可能です。

偏光や回折の制御、収差補正、何らかの要因で不均一となった光位相の補償、超短パルス光発生及び任意光パルス波形発生を目的とした光パルス整形などが可能です。本製品は光を用いた最先端研究に欠かせないキーデバイスです。

参考論文
  1. K.Yamane, M.Yamashita et al, Opt.Lett.28(2003) 2258
  2. M.Yamashita et al, IEEE J.Sel.Top.Quntum.Electron.12(2006) 213
  3. E.Matsubara, M.Yamashita et al, Opt.Soc.Am.B24(2007) 985
  4. 山下幹雄他、応用物理学会誌、76(2007) 154

※本製品は北海道大学の研究開発をシーズとした産官学共同研究により開発されました(以下、参画企業・団体)

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